ベストキャンプ場を探してⅡ、、、ＳＩＮＣＥ1996

もどうぞ♪

いよいよ・・・・・４日間のお盆休み最終日・・・・

このまま帰宅のはあまりに残念なので・・・・・


焼岳に登ることになりました !(^^)!

って・・小梨に停滞することが決まった時点でほぼきめていましたが（笑）

焼岳（やけだけ）は飛騨山脈の主稜線上にあり、長野県と岐阜県にまたがる標高2,455 mの活火山で、別名は硫黄岳。
常時観測対象の火山に指定され、日本百名山に選定されている[。
山頂付近にはいくつかの火山火口が残り、火口湖の正賀池を挟んで北峰と南峰に区別される。
南峰は正賀池の真南に位置する岩峰で、山頂には国土地理院の一等三角点がおかれており（2,455.4m）、
これが焼岳の最高点（ただし登攀禁止）である。北峰は正賀池の北東に位置し、山腹に硫黄の噴出を伴う噴気口が現在も活動中である。
北峰には標高点は置かれていないが、北峰の西側に爆裂火口があり、その北縁に2,393mの標高点が置かれている。




百名山で上高地にありながら、少しルートが外れているため、登る機会を逸していた山でした。


今回は登る絶好のチャンスとなりました



登山ルートをどうするかで最後までちょっと悩みました。

まず一つは、一旦、沢渡まで下山して、マイカーで安房峠の途中にある中の湯温泉まで行き、
新中野湯コースをピストンするか・・・・

もう一つの案の、このまま上高地から焼岳登山口に入り中の湯温泉に下山するコースを歩くか・・・・



上高地からのルートですと、ハシゴや鎖場所がありテント泊装備のザックを背負っても大丈夫か？
と不安はありました。


ただ今回のように小梨平にステイすることも珍しく、こちら側から登る機会はそうなかなかなさそう…

名物ハシゴも体験しておきたい…・・・・


ということで・・・上高地側から入り、中の湯温泉へ下りるルートで登る事になりました



ＡＭ8：58

小梨平キャンプ場を出発






ＡＭ9：11　上高地バスターミナル



ちょっと寄り道して




河童焼きを食べました。初めて食べました♪



お一つ２００円なり♪アツアツでおいしい♪




登山相談所で焼岳の登山道の様子を確認


「中の湯ルートは通行禁止になってます、 新中の湯コースを下りて下さい」とのこと

相談所によってなければ、途中で迷いが生じるところでした・・相談所がある所ではとりあえず情報を聞いておくと安心です!(^^)!


使っている穂高の地図が２００７年版と古いので新しいものはひょっとして、もう反映されているのかもしれません・・

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看板で焼岳の登山口までのルートを確認







雨の中、続々と登山者、観光客を乗せたバスが到着


ＡＭ9：28　

焼岳に向かって上高地バスターミナルを出発


梓川沿い出て


穂高岳を振り返り・・・



「また来るから、その時は青空でよろしく♪」と心でつぶやきます。





田代橋



穂高橋を通過


ＡＭ9：50　

西穂高岳登山口 （西穂高山荘）





左に進みます




車道をしばらく歩いて

ＡＭ10：04　

焼岳登山口








森の中へ




スタートからすぐに深い森


連日の雨で地面はご覧の通り・・・




地質はネチョネチョ系


雨上がりでなくとも、スバッツはとりあえず装置が無難そうです。





手が入りすぎてないナチュラルな登山道




しばらくほぼ横歩きが続き

標高はなかなか稼げません・・・・

「結構歩いた感あるのにまだバスターミナルとあまり変わらんよ…」




上高地バスターミナルより低い位置にいることに気がついた時は正直ショック受けました(笑)

気持ちがちょっと焦ります







この橋から先から登りの角度がようやく増してきました





そして最初のハシゴが登場


なかなかの段差です




岩から生えて大きく育った木



タコが敵に絡みついたみたいです



そんな場所が何カ所もありました



ここはビバークポイントかな？


「パパめっちゃ大きいカタツムリおる～」




登山道のど真ん中・・よく踏まれずに生き延びました!(^^)!　脇の草むらに移動させました。


これまで見た中で最大級です・・さてなんという種類なんでしょうか？

きつきつぼさん解説お願いします（笑）


ではじめて景色が見えるところに出ました。



大正池方面



そして上を見上げると、こちらのハシゴ・・橋？が登場











なかなかの高度感



ザックを引っ掛けないように慎重に




そしてほぼ垂直のハシゴ



しっかりしてるので登りやすいです!(^^)!




しばらくハシゴが連続





数えるのも面倒なほどです



「南岳新道を思い出すね～この感じ」なんてことを話ながら



高度を一気に稼ぎます!(^^)!



大正池がより鮮明に見えるように♪









そして、核心部のハシゴが前方に見えてきました

おー怖そう～


アタック！








槍ヶ岳にあるような鉄製のハシゴではなく、ホームセンターで販売されているようなアルミ製のハシゴ


怖がりのママが難なくスイスイ登っていったので、大した事はないんだな…とハシゴに手をかけたら

雨と泥にまみれてヌルッと滑る・・・


よくある鉄製のハシゴは角張りでしっかり握り易いですが、アルミのハシゴは丸みをおびて大人でもにぎりにくい・・・

手の小さい子どもさんは手を滑らさないように注意が必要です



重いザックがあるのと無いのとでは、随分怖さが違うのかも・・・とも思いました。




下りで使う場合は・・・・・・・



さらに怖そうです・・


クリアして




残り１２分の表示!(^^)!


１５分や１０分でなく１２分って書いてる所に信憑性を感じました （笑）


綴ら折りの坂を登って






小屋まで残り１２１歩の表示

↑またまた細かい・・・・小屋のご主人さんはＡ型？？？(笑)



そういう表示には必ず反応する細かい性格の長女はもちろん数えます

１２２歩とほぼほぼびったり・・・・水溜まりがなかったならジャストだったかも!(^^)!


ＰＭ12：53　

焼岳小屋到着


こじんまりとした小屋です。



お腹が減ったのでここで食事を♪　メニューはカップラーメンのみだったので４つ注文


皆違う種類って・・・・


協調性ないわ～・・・・





寒いくらいだったので暖かいラーメンがうまい♪


山バッチを購入して出発♪




小屋の前が西穂山荘方面の分岐でもあります。



ここから上は・・・・見事なガスワールド（笑）




暑いガスのようなものが出ている穴が何個かありました・・



開けたところでランチタイムをされていたご家族・・雨が降り出して慌てて撤収されておりました・・・
降ったり止んだり・・・はっきりしない天気は困る・・・






分岐を通過



広くて迷いそうなエリアです。

時折ある白いペンキの丸印を確認しながら進行





ごろごろ岩の転がった道をしばらく登り




開けた分岐らしき場所に出ました。


右か？左か？？？　ガスで景色は見えないので一瞬迷いました・・・・

ＧＰＳで確認すると、すぐ右手が目指す山頂の焼岳北峰




ザックをデポして向かいます。


すぐ横では、シュワーシュルスシュル～とガスを噴出している場所が・・


黄色くなっています



ザックを下すと足取りが軽快♪　やはり軽量化は重要と再認識





ＰＭ14：57




焼岳山頂（北峰）　標高は2393Ｍと標識には書かれていますが、ガーミンでは2442Ｍの表示・・

標高については諸説あるようです・・・・・

三角点は登山禁止になっている南峰にあるようです。


しかし潔い真っ白さ！！！（笑）



ママはピークに立てた喜びで満面の笑顔・・・


でも○年生まれですから・・・・・・・



プリーーズお日様～




プリ～ず














チーン（笑）願いは届かず・・・・



有名なゴリラ岩（嘘）を見て・・・


下山開始




中の湯方面へ下ります



下りはじめはなかなかの急斜面・・人が多ければ落石にも注意です。



滑りやすい木の階段が何か所かありますが、基本整備された登山道










通行禁止になっている中の湯ルートへの分岐





ロープで遮らているので間違って迷い込むことはなさそうです。




後半は木の橋を渡る場所が何か所がありますが、木が古くて抜け落ちそうなものもあります。



めちゃくちゃ滑るのでご注意を(^_^.)




左手に道路が見えてきました♪


やっとついたよ～疲れた








喜んだのも束の間・・・あれ？温泉ないやん・・・・


ここじゃなくて、もう一段下だよ・・・・・


あちゃ～・・・・・





駐車場脇の狭い道を下ると・・・


安房道路の脇を抜けると・・・



温泉の建物が見えてきます♪


PM17:57

中の湯温泉旅館に到着



お疲れ様～


「で・・・・・どうやって沢渡に戻るん？？？」


考えてなかった（笑）


行きに名刺をもらったタクシーに電話をしてみることに・・・


繋がりません・・・・・仕方ないので温泉に行ってタクシー呼ぶことに・・・





温泉でお願いしようとしたとき、名刺のタクシーさんから着信♪


すぐ行きます～とうれしいお言葉♪


で・・来た車は大きなマイクロバス・・・


え？？？？大丈夫なの？？？？


「いや～お盆はかきいれ時だからこれに乗り換えてるんですよ～これなら8人のれますから稼げるんですよ～
でも料金はタクシーと同じでいいですよ♪」

と聞いて一安心（笑）




中の湯温泉から沢渡まで３２００円なり♪　ありがとうまた縦走するときはよろしく～♪　頑張ってる運転手さんです!(^^)!



ということで・・・・・４日間のお盆山行・・・・・最後の最後で百名山の焼岳に登れてほんとよかった!(^^)!


終わりよければすべてよし・・・ということで♪





≪焼岳登山の行程≫
8：58小梨平キャンプ場-9：11上高地バスターミナル-9：50西穂高登山口-10：04焼岳登山口
12：53焼岳小屋-14：57焼岳山頂（北峰）-17：57中の湯温泉旅館
タクシーで沢渡に移動（３２００円）

歩行時間：８時間59分（休憩含む）　歩行距離：12.3キロ　登り：1010ｍ　下り；1030ｍ

ガーミンの軌跡




2014年お盆レポートこれにて・・・・完♪

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